バンライフって何？キャンピングカーとの違いは！？
バンライフカルチャーはアメリカ西海岸で発祥しました。
固定概念にとらわれず、自分の思いのまま自由な発想でライフスタイルを創り上げていくことをバンライフと呼ばれるようになりました。
バンライフ（Vanlife）は、バンやワゴンなどの車両を利用して移動しながら生活するライフスタイルを指します。
バンライフは、自給自足の生活、旅行、冒険、自由な生き方を追求する人々にとって魅力的な選択肢となっています。
バンライフとキャンピングカーとの違いは？
バンライフとキャンピングカーの違いは、主に以下の点にあります。
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車両の種類とサイズ: バンライフでは、バンやワゴンなどの小型車両を利用します。
一方、キャンピングカーは通常、大型のRV（Recreational Vehicle）やキャンピングカーコンバージョンバンなど、車内に居住スペースを持つ大型の車両です。 -
快適さと設備: キャンピングカーは、リビングスペース、ベッド、キッチン、トイレなど、一般的な生活に必要な設備が備わっていることが一般的です。一方、バンライフでは、限られたスペースを有効活用しながら、必要最低限の設備を備えることが一般的です。
キャンピングカーは8ナンバーキャンピングカー要件に沿った作りでバンライフは乗用車ナンバーや貨物ナンバーのままベッドキットなどを搭載した簡易的な車を想像すれば分かりやすいです。 -
移動の自由度: バンライフでは、小型のバンやワゴンを使用するため、都市部や狭い道路へのアクセスが容易であり、移動の自由度が高いです。
キャンピングカーは一般的に大きくて重たいため、都市部や制限のあるエリアへのアクセスが制約されることがあります。
海外のキャンピングカーは上記のように大型車が多いですが、近年日本で開発されているキャンピングカーは、バンライフで使用されるボディを見事なまでにキャンピングカーへ仕立てている車が増えました。
これは日本人ならではの、大型キャンピングカーレベルの機能や設備を充実させたまま小型車への集約を成功させたと言えます。 -
コスト: 一般的に、バンライフのスタートアップコストはキャンピングカーよりも低くなる傾向があります。バンを購入し、必要な設備を追加することで、比較的手軽に始めることができます。キャンピングカーは、大型の車両であり、専用の設備が備わっているため、初期投資が高くなることが一般的です。
バンライフとキャンピングカーはどちらも自由な移動と自給自足のライフスタイルを追求する人々に人気ですが、好みや予算、使用目的に応じて選択することができます。
バンライフとキャンピングカー、それぞれ向いている人は？
バンライフ向きな人
・とにかくコストを抑えたい
・自家用車を使って車中泊を楽しみたい
・自分好みのインテリアを拘りたい
・納期が待てない
・キャンピングカーは欲しいけど車中泊をしたことがないから、車中泊を試してみたい
キャンピングカー向きな人
・ちゃんと設備が欲しい
・機能面、安全面を重視したい
・グランピングのようなラグジュアリーな車中泊をしたい
・自分で改造する時間や手間をかけたくない
・アフターサポートも欲しい
・リセールバリューが大事
まとめると上記のような分け方ができます。
それぞれのライフスタイルやご予算に応じて選ぶと良いでしょう。
ではキャンピングカー買取専門店として、プロ目線でリセールバリューについてお話します。
キャンピングカーとバンライフ、ここではバンライフ車両を自作キャンパーとします。
ズバリ言いますが、自作キャンパーのリセールバリューはほぼ無いと言ってもいいでしょう。
自作もしくは、無名な会社のキャンパー仕様車がなぜリセールバリューが無いかというと、売却後の流通網が無い、つまり次の買い手がいないからです。
ビルダー制作のキャンピングー
自作キャンパーは次の買い手がいない！？
まず根本的に考えていただきたいのは、キャンピングカーにせよバンライフにせよ"車"です。
車は家の次に高い買い物と言われています。
家や車を購入するときスーパーで野菜を買うときのように、ポイポイと買い物かごには入れないですよね？
まずは欲しい車をピックアップして、装備品やボディーカラーなどを家族や恋人と相談し、予算を決めてお店に問合せをして相談。
更に相談したことを持ち帰って「本当に買っていいんだろうか」と葛藤し、購入を決断！
全てとは言わないですが、高いものを購入するときのプロセスはこのような感じではないでしょうか。
では自作キャンパーに話を戻します。
人生で数回の高い買い物。
ビルダーが開発したネームバリューのあるキャンピングカーと誰が作ったか分からない自作キャンパー、貴方ならどちらを購入するでしょうか？
たとえ自作キャンパーの方が使い勝手が良さそうでも、なんとなく安心安全だと思えるビルダー製のキャンピングカーを購入するのではないでしょうか。
これは市場の流通相場で顕著に出ています。
リセールバリューだけに限って言えばビルダー制作のキャンピングカーが間違いありません。
特に安く済ませたいという気持ちからハイエースやキャラバンなどバンを購入して、自分で作っていく過程で、車中泊にどんどんハマっていきお金をかけて装備品をたくさんつけたというケースも多いと思います。
しかし買取査定金額にガックリしたという場面もよく見てきました。
あくまでもリセールバリューだけに特化した考え方ですが、売却時の事も気にしたいという方へ少しでも参考になれば幸いです。
